内なる言葉を育てるためにメモをすることが重要だという話

こんにちは、アツです!

みなさんは普段から自分の意見とか、考えとかまとめられていますか?
また、それをちゃんと他人に説明ができるでしょうか?

私はなかなかまとめられていません。
それどころか、なかなか自分の言葉で自分の考えをちゃんと説明できるかどうかも怪しいです。
その場の思いつきで話してしまうこともしょっちゅうあります。

そこで、この本です。

「言葉にできる」は武器になる。/梅田 悟司

小手先のテクニックより、内なる言葉を育てるのが先

たぶん、言葉を話す練習とか、おおといわれる書き方というと、今までの本だと多分覚えている限りでは、テクニックのことを説明していることが多かったはずです。

もちろん、この本でもそういうテクニックの説明はしていますが、それよりもまず先にたとえば、意見や考えなどの、「内なる言葉」を育てるのが先、なんだそうです。

まあ、言われてみればそうですよね。
まずは自分の意見をきっちり明確にしてからでないと、テクニックがあっても意味がないですし。

内なる言葉は頭の中で咀嚼するより、書き出して考える

内なる言葉はやはり、頭の中で考えたこと、思ったことですから、書き留めないと消えてしまいますよね。

だから、メモとして書き出す事が大事というわけです。

次に、この意見を元に、下へ下へと「深化」させ、並行して横へ横へと「連想」。
次に全体を「俯瞰」して足りないと思われるところを補足。
次に寝かせたり、他者の視点から考えたり、発想を逆転させたり。
これらの作業がこの本で言う、「考える」という行動なのだそうです。

この本の言葉でいうと、「内なる言葉の解像度を上げる」ということですね。
考えるという行動をうまく言い表している、良い表現だと思います。

思いを語るための型と、心構えをもつ

内なる言葉を育てた後、それらの言葉を語るにあたっての必要なことですね。

語るということは、やはりその先に「人」がいるわけですから、
その人(たち)に合わせた話し方を考える、ということになります。
たとえば、イメージしやすいたとえ話や、わかりやすい言葉や、共感させやすい言葉に変えたりするなど、ですね。

その話し方を考えるヒントとして、いろいろな型と心構えが紹介されていましたので、ぜひ読んでみてください。

まとめ

  1. 内なる言葉をメモって、それを基本に考えを深める。
  2. 語る相手に合わせて、語り方を考えて調整する。

個人的には、今まで読んだ本は、本当に語り方の紹介がメインだったので、内なる言葉、つまり意見や思ったことを明確にしてそれを深めるという作業を先にする、というくだりは新鮮でした。

よく考えたら当たり前なんですが、多分今までは、本当に「書きながら考える」というような感じだったので、要は、思いつきに近いことを今までやってきたということですね。

そんなわけで、「内なる言葉を育てる」ことをこれからやっていこうと思います。

 

 

 

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